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グアム旅行記2009 (6) 

◆6−1 ジャンジーズバイザシーで昼食を食べる

さて次は、お昼ご飯!時間も丁度いい感じ。あー腹減ったわ〜。
行くのは、ジャンジーズ・バイ・ザ・シーというレストラン。ナモ滝自然公園から5kmくらいのところ。
というか、南部で食事をする所って、ネットで調べた限りでは、ここしか情報を探し出せなかった。
英語が話せたら、いきなり目に付いた店に飛び込んでみれるんだろうな〜。面白そう。
でもそう言えば、実際にドライブしてて、お食事処風なお店って見当たらなかったような…?
英語わからないから気がつけないだけで、地元民利用の店は実はいっぱいあったのかな?少なくとも、チェーン店みたいなわかりやすいのは無かったように思う。(ちなみにグアムって店の移り変わりがわりと早いそうな…。)

ジャンジーズバイザシーは、道沿いかつアガットマリーナにあるので、場所はわかりやすい。港の北側にある、青い屋根の建物。前が広い駐車場になっていて、店の向こうは海で、たくさんのヨットが並んでいる。

ヨットハーバーと兼用の駐車場は、ほとんど満車状態だった。
車を降りたら水溜りがあったので、これ幸いと、先ほど靴にくっついた泥を落とそうとがんばってバシャバシャするが、あまり成果は見られない。できるかぎりの努力をして、あとはもうしょうがないので、芝生で水分を拭きつつ入店(^^;) 店の中で土の塊を落としてしまわないかドキドキする。

入口。

左の扉に「Galley & Spirits」って書いてある。Galley(ガレー)は、「(艦船・航空機内の)厨房」って意味なんですって。(by weblio英和辞典)
ナルホドー!ミリタリー(海軍)がテーマなのね!アガット海軍基地が近くにあるからかな!

店内は、9割埋まっていた。なかなかの人気っぷり。ちょうどお昼時だしね!
客は、現地人であるチャモロ人よりも、白人率が高い。というか、ほぼ白人だったように思う。家族連れの団体と、友人同士の少人数が半々ずつという感じ。客層は時間帯にもよるのかも?日本人(たぶん)も2組ほどいた。カップルと家族だったかな?
ここはハーバーの利用者や、近くにある海軍基地勤務の人が訪れるらしく、わりと朝早く(8時からだったはず)から営業している。そして夜はバーになって深夜まで営業してるらしい。
この時は店員さんが3人いて、1人は店長の奥さん?ナイスバディーなマダム。そして愛想の良いチャモロ系?な若い女性。そして中国人か韓国人系の背の高い若い女性。←表情があまり無い感じ。あとは店を出る時に、店長らしき白人の白髪のヒゲのおじさまが屋外で誰かと話をしているのを見かけた。混雑が終わって一息ついてたのかな?


店の中は、いかにもアメリカンでハーバーなレストランという感じ。厨房をカウンターが囲み、右側にテーブル席が並んでいる。適当に思い出してみると、カウンターに10席、4〜6人がけのテーブルが6つ、屋外の屋根付きウッドデッキに16席くらい、という感じ?
内装は水色系でまとめられていてマリンって感じ。壁には海軍関係の写真やポスターがたくさん飾られている。なにげにかっこいい。 あとは船の部品みたいなのとか、大きな珈琲装置とか。なかなか雰囲気ある。


忙しい時間だったらしく、入り口にしばらく立っていても誰も案内してくれる気配が無かったので、丁度1つ空いていたテーブルに勝手座る。アメリカとかのレストランでは、必ず席に案内されるというイメージがあったけど、日本と同じく田舎の方はそうでも無いのかな?

窓からは港と、波に揺られるたくさんのヨットが見えた。(あ〜何度も繰り返すけど晴天だったら眺め最高だったのにな〜!)
屋外ウッドデッキでは白人の複数家族グループがにぎやかに食事をしていた。あ〜白人の子供って可愛いわ!!

意外だったのが、こういった田舎(田舎ばかり言ってごめんなさいよ〜。田舎は好きだし悪意は無いのよ〜。)の店にも関わらず、店内各所に3台のパソコンが設置されて、それでレジをしていたこと。なかなかにハイテクだ。何か面白かった。

メニューを見せてもらい、注文を決める。メニューはもちろんオールイングリッシュ表示。
あらかじめネットで調べてきていた品を中心に、姉がメモ帳に書き出してくれる。
それでも選ぶのになかなか時間がかかり、その間ウエイトレスさんが何度も様子を見に来てくれて、「Sorry. Please wait.(すみませんまだなんですちょっと待ってー!)」(発音に自信が全く無いが、雰囲気で察してくれたと思う。)と何度も言うはめになり、ヒジョーに焦った!(^^;)

あらかじめ目星をつけておいたもので欠品のものがあったので(ツナとか)、慌てて適当に頼み直す。姉が。姉がんばれ超がんばれ。
で、最終的に頼んだのは、

★ジュース
私はパイナップルジュース。おいしかった。 姉はダイエットコーラ。子供達はスプライトだったかな?どれも入れ物がアメリカンサイズででかかった。

★フィッシュ&チップス


★ポテトスキンのサワークリーム添え

食器がなぜか中華模様のプラスチックで笑えた。なぜ唐突に中華なんだ。グアムでバイザシーでミリタリーで料理内容もむっちゃアメリカンで、中華な香りはかけらも無いのに。これも一種のこだわりセンスなのかしら?でも陶器とかでは無くプラスチックだしなー。

★チーズバーガー
写真撮るの忘れた(^^;)>

などなど。
なんかポテトだらけというか、炭水化物ばかりだわ!!(^^;) 色がだいたい茶色(笑) 
お味はどれも普通においしかったでございますv(^^)

そうそう、マダムが飲み物の1つを持ってきてくれた時に、「ダイ クッ」と言った(そう聞こえた)。
「ハ?」ってなったけど、置かれた飲み物を見て納得。
さて何の事だったでしょう?





↓答えは下





答え:「ダイエットコーラ」

ああ…、「ダイエットコー」ね…。
あーネイティブな発音って難しー!!わからん!!Ψ(`o´)Ψ
ウォーターはワラ。ビジネスはベゼネス。ラジオはレイディオ。最初からそうやって教えてくれYO!

食べ終わってから、裏のヨットハーバーに行ってみた。
 13:04
海を覗き込むと、なんと水族館とかで見た事のある有名どころな熱帯魚が泳ぎまくっていた!!

ハタタテダイかな?あ〜ステキ!!
あーもうホント晴れだったらもっと綺麗だっただろうにな!!クヤシー!!


こんなのもいた。お名前は不明。他にもいろいろいた。

桟橋の入り口には特に「関係者以外立ち入り禁止」とかは書いてないので、先の方まで行ってみようかとも思ったが、何となくプライベートっぽさが漂っていたので、やめておく。
晴れた日なら、透明度の高い海に浮かぶヨットが綺麗だったんじゃないかなーと思う。透明度の高い海だと、ヨットがまるで空中に浮いてるみたいに見える所ってあるからね!種子島のロケット発射場近くの竹崎海水浴場で見たよー!!超ステキだった!!!(写真撮り忘れたのを激しく後悔…!orz)

というわけで、ジャンジーズバイザシーを後にする。
安心して食事できるお店でしたよー。
(メニューは英語のみなので、事前に頼むものを考えときたいところだけど、Webサイトとか無さそうなので、他の人の食べたメニューとかを参考にするしか…。ちと不便。後は英語力を鍛えとくとか、翻訳するのを持って行くか(^^;))

←駐車場から、沖に軍艦らしきシルエットを発見!

◆6−2 マンゴー泥棒拾い

次に行くのは「セラ湾展望台」。
南部にはいくつか展望台があり、どれも眺めが良いらしい。
展望台と言っても、本当にちょっとした広場があるだけで、売店とか遊具とかがあるわけではない。風景専門の無人の本気の展望台。
まあ今日は天気がおもいっきし曇りだったので、そんなに風景は期待していなかったんだけど…。

で、そこへ向かう道の途中で、何だか道路脇にたくさん実を落としている木があったのだった。
私も姉も目ざとくそれを見つけた。
「あれって、(今度こそ本当に)マンゴーじゃない!?」
「きっとそうだ!そんな感じだ!」
「どうする?拾う!?(落ちているのが完熟してるって言うし!)」
「でも坂の上の家に人がいた…(怒られないだろうか!?)」
「でもあんだけ落ちてて拾われていないってことは、いらないって事よきっと!!」
「そうだよね!?ど、どうする!?」

となった。
で、

「よし、子供に拾いに行かせよう!d( ̄△ ̄)」

「そうしうよう!子供ならきっと怒られない!d( ̄△ ̄)」

という事になって、わざわざ車をUターンさせて、子供らに拾いに行かせる。あーまったく大人は汚いずるいせこい。ハッハッハ!!
「いい匂いのするいいカンジのやつを1個ずつ、サッと拾っておいで!れっつごー!」
と子供ら2人にミッションを出し、車の中から様子を伺う(笑)
「サッと拾って」と言ったのに、子供達がいろんな実をじっくり見比べ出して焦るw
それをハラハラしながら見守る悪の黒幕。「早く!早く戻るんだ!爆発するぞ!!」という心境(笑)所詮小物。
で、大人の欲望に利用された事に気付かない無垢な子供達たちが笑顔で持ち帰った3個の果実は、やっぱりマンゴーだった!
 
ん〜〜〜、いい匂い!
思わぬ収穫!これでこそレンタカー移動の醍醐味(笑)。ラッキー☆

↓ここでマンゴーの木の特徴をば。
野生のものは結構な高さの木になり、葉っぱは桃とか柳みたいな細長い笹形をしていて、実はでかいさくらんぼみたいに長い柄の先にぶらさがる。実の形は楕円(ちょっと勾玉っぽく曲がっている)で、大きさは12cmくらい?←色や形はマンゴーの種類によって様々。実がなるのは初夏。グアムでは南部に多い。ウルシ科なので食べてアレルギーでかぶれちゃう人もいるので注意。←1度加熱したものだと大丈夫だとか?
 こんなかんじ
その一件から私にマンゴーアンテナが立ち、道の脇に生えているマンゴーの木を素早く発見する事ができるようになった。改めて見ると意外とあちこちに生えていた。ただし南部のみ。北部では殆ど見なかった。40kmくらいのグアムでも南北で気候の違いがあるのかしら。もしくは単なる産業需要の差なのかしら。

◆6−3 セラ湾展望台と南部エリア道路事情

そして目的の展望台らしき場所に到着。子供達が、先ほど拾ったマンゴーを持ち歩いていて面白かった。子供って何でも持ち歩きたがるよなー。気持ちはわかる(笑)
そして次に新たに見つけたものを拾おうとして、今まで持っていたものをこっちに押し付けてくるパターン(笑)

入り口付近で、バナナか芭蕉の、あの特徴ある形の花を見つけた。実もなっていたけど、小ぶりで緑色。まだ食べられないっぽい。

インド料理とかでは確か、まだ熟していないバナナ(青バナナ)も料理に使ってたんじゃなかったっけ?でもまあ芭蕉だった場合は、黒い種がたくさんあって渋くてまずいらしいので、食用には向いていないそうな。どっちだったんだろう?

★今調べた芭蕉とバナナの見分け方★
この垂れ下がってる花(苞)の色が、バナナは
紫色、バショウは緑色
というわけで、こりゃバショウですな!残念!
←別の所で見つけた紫色バージョン。てことはこれきっとバナナだ!(まだ青いケド!)

展望台の一番上まで、コンクリートの階段を上がっていく。と言っても階段40段程度?
ここも草が元気に通路にはみ出していて、ちょっと苔&雨で滑りやすい感じだった。慎重に進む。
あちこちにトカゲがいて、私達が通りがかると慌てた様子でチョロチョロッと草むらへと逃げて行った。かわいい。
後はタコノキみたいなのを見かけた。


展望台からは、ココス島の遠景とか、山肌を覆うジャングルとか、グアムで一番高いラムラム山とか、とても赤い土とかが見えた。
 13:33
あー…天気が良かったらナァ…。
まあ展望台はそんな感じでした。
天気の悪さを悔やみつつ、とっとと次のポイントへと移動する。
そう言えば、ここから海まで歩いて下りれるトレッキングコースがあるらしい。かなりワイルドな予感!(笑)

この辺の道は、通行量が少ないせいか、わりとみんな車をびゅんびゅん飛ばしている。

でも確かこの辺(南部)の道って、ドライブマップなんかによると、グアムの中でも特にスリップしやすいエリアだったはず…。けっこうあちこちでそういった情報を目にした。ガイドブックとか、ネットとか、レンタカーの人とかから。
前述した通り、グアムの道にはサンゴを混ぜてある所があり(ちょっと道の色が白っぽいらしい?)、そこはとても滑りやすく、雨が降ると雪の上みたいに滑るそうな。
こわー!!冗談じゃねー!!(゚ロ゚;)

丁度雨も時々降ってて路面が濡れていたので、結構びびりながら運転してた私。速度も制限速度を守っていたので、すぐ後続車が詰まり、何度も横のスペースにどいて道をゆずった。
まったく何でサンゴなんて混ぜるんだよ!!危ないだろうが!
ひょっとしてあれか!島だから物資不足だったのか!
でもあれだろ!安全性にはかえられないだろ!
ひょっとしてかえられるのか!そうなのか!

まあそんな感じで、ドキドキしながら制限速度で走るわたくしであった。

そうそう、途中で、工事中なのか、簡易の橋が作ってあり片側交互通行になってる所が2箇所あった。通常であれば突然目の前に現れた正体不明の障害物に、どうやって通ればいいのかビビる所だが、前述のYoutubeにアップされたドライブ動画で見てあったので、慌てずに済んだv
とても役に立った!感謝感謝!(-m-)

◆6−4 ウマタック橋のイカした公園で遊ぶ

やがてスペイン風の橋「ウマタック橋」を通りがかる。車内より見学…のつもりだったけど、その傍らに何の変哲も無い(と思われた)小さな公園があったのを子供達が目ざとく見つけ、「ここで遊びたい!」と言ったので、時間もあるし、手前にいい感じの教会(サン・ディオニシオ教会)もあったし、ちょっと寄ることにした。
「特に変わった遊具があるわけでも無いのにな〜。ドライブに飽きたのかな?」
と思った。

どこに車停めたらいいのかサッパリわからず、ちょっと離れた所にあった適当な空きスペースに停める。どこに停めても怒られない雰囲気だけど、でもまあ一応念のため邪魔にならなさそうな所に。
車から降りると、子供達は遊具へ向かって一直線に駆けて行った。
私は教会の写真でも撮ってこようと考え、一人周辺をぶらりうろつくことにした。

 どんより 13:56
海岸の所には「UMATAC BAY PARK(ウマタック湾公園)」の看板があった。
ここの海岸は、全くグアムらしくない、普通の荒い砂利の海岸だった。
 1粒2〜3cmくらいの大きさ
グアムの海岸は全てサンゴ礁の海かと思っていたので、何だか意外だった。←考えたらそれって「日本人は毎日寿司食べてる」みたいな発想だよなあ〜。
曇り空なので海の色もどんよりとしていて、長い間見ていて面白いものでは無かった。「若者が直面する青春の悩みの語らい場」としてはいい雰囲気だったかもしれない。
「オレ…転校する事になったんだ…」
「えっ…」

みたいな(何)。


ブラブラと歩き出す。

少し離れた所に、繋がれていない犬(毛の極短い中型犬)がトットットと歩いていて、停めてある車の下に潜り込んで「やれやれ」という感じに腰を下ろしていた。自由だ。

その傍らの建物内には誰かがいるようだった。公園の管理事務所かと思ったが、別の何かの組織の事務所っぽかった。

道路のそばには、「マゼラン記念碑」があった。
 高さ約4m
ここに1521年3月6日に、腹減って死にそうになってたマゼラン一味が上陸したんですって。
そのときマゼランはこの島を「美しい島」と呼んだそうな。納得。
でもその後、物資を受け取るばかりで何もくれようとしないマゼランの船に、原住民が強引に乗り込み、いろんなものを持ち帰ってしまったそうな(^^;)
(まあこの辺は、双方の言い伝えに違いがあるようですネ。マゼランはちゃんと物々交換していたという話も。チャモロ人が欲しがったのが剣という話もあるが、それであればマゼランが断った理由もわかる気が。)
怒ったマゼランは島民7人を殺害し、50軒近くの家を焼いたそうな。え…そこまで…?
それからマゼランはこの島を「泥棒諸島」と名付けて、逃げるように去って行ったそうな。
この村では、マゼランが上陸した3月6日に毎年記念祭を行っているけど、単に「おめでたい!」というものでは無いらしい。まあ当然か。
今ではすっかり遠い日の昔話なのかもしれないけれど。
(この辺、深く勉強したわけじゃないので、違ってたらゴメンナサイヨ〜。)


少しだけ来た方向に道を戻ると、そこには可愛い感じの教会。

後で調べたら、サン・ディオニシオ教会という名前らしい。中に入れるのかどうかはわからなかったし、あんまり1人離れて行動するのもよくないだろなと思って、外観だけ記念撮影。
教会っていうと、ちょっと近寄り難い雰囲気があるけど、ここは色合いが可愛くて温かみがあってなんか良いな!

グアムは今までに、スペイン(1565年〜)→アメリカ(1898年〜)→日本(1941年〜)→アメリカ(1944年〜)と支配されている。(って、今はもう支配じゃなくてアメリカの「アメリカ自治属領(準州)」。ちなみにグアム島民にアメリカ大統領選挙権は無い。)
なので、グアムのあちこちには、各国の統治時代のなごりがいくつか残っている。
特にこの南部は、スペイン統治時代に貿易の中継地として栄えた場所なので、スペイン風の建物が多く残っている。ドライブしてて、急に集落全体のイメージが可愛い感じに変わり、「なんか違う国に来たみたい〜」と思った。のんびりとした田舎風。運転してたので写真撮れなかったのがザンネン┐(´-`)┌
そうそう、道の途中で見かけたお墓も、1つ1つにマリア像があり、白&カラフルなお花の飾りで、派手というかにぎやかというか、とてもきれいだった。タモン周辺で見かけたお墓は、石板のみでとてもあっさりだったので対照的だった。 宗派(?)の違いもあるのかも?
お墓って文化によってすごく違って面白いので、旅行先とかで気をつけて見るようにしている。写真を撮りたいのだが、それっていいのかどうか?ちょっと心に迷いがある(笑) でもできるだけ撮る。
今回も、車を戻して撮れば良かったのになーと後悔。せっかくのレンタカーなのに。

そんな感じで軽く周辺をひとまわりして、心配かけないうちにと姉や子供らのいる公園へ向かったら…
何だか姉がニヤニヤしている。

その理由はすぐにわかった。

その公園が、なかなかに凄い公園だったのだ!!これはやばい!にやける!!
どう凄いのかっつーと、遊具がすごい放置っぷりで、ことごとくやばい感じに壊れている(笑)

ボロボロのサビサビ。バックの派手な色彩のものが、ウマタック橋。


でも一応遊べる(笑)
あれ!? 上の写真とクジラの位置が…!?
い、いやウォッホン!!なんでも無いでござるよ!!


ウェルカーム♪


どんどんすべってね!!!

遊具「さ〜あ可愛い子供達ィ〜。ぼくらで楽しく遊んでネェ〜!
   遊べるもんならな!! ハハハハ!!!」

という感じ(笑)
遊具に擬態して子供を招き入れておいて陥れる罠のようというか(笑)
それらが凄くシュールで、そういうのが好きな私や姉は終始ヤバイヤバイ言いながらニヤニヤしていた。
日本だったら間違い無く立ち入り禁止になっている気がする(笑)

この公園、看板の写真が撮ってあり、そこに「Justice J.Gofigan Taitague Memorial Playground Park」と書かれていた。ちょっと調べてみたら、2003年に非ホジキンリンパ腫によって5歳で亡くなってしまった、ジャスティス・タイダグちゃん(ウマタック村に在住していた)の為の記念公園らしい。


…6年くらいの歳月で、ここまで荒れてしまうものなのかしら・・・・・?


まあ、海が近いと潮風とかで風化しやすいのかもしれませんネ…。

そうこうしてたら、通りがかった現地の女の子2人(10歳くらい?)が子供ズに声をかけてくれてたけど、恥ずかしがってうまくコミュニケーションできなかった。
というか、一番の原因は言葉の壁なんだけど。あー英語できたら便利よね〜。
というよりむしろ、世界中が日本語を話せるようになれ!!!(俺様主義)

ふと見ると、甥がトカゲを捕まえてた。トカゲって割りと素早いのにうまくやったわね!
何か自分が捕まえるとなると、うっかり潰してしまいそうで怖くてできない。力加減わからない。

指で脇を摘まれて持たれて、観念したように動かずバンザイしたようなポーズが超かわいい!!!もえーー!
写真がブレてうまく撮れなかった事が悔やまれてならない。 全く私の写真は手振れが多い。もっと落ち着いて撮影せねばといつも反省。←活かされていない…orz

一通り遊んで、ではそろそろ次のポイントへ行こうかって事になり、車をわりと遠くへ停めたので、「じゃあ私がこっちまで乗ってくるからここで待ってて」と言って一人車に向かい、車に乗り込み、周辺に誰もいなかった(と思われた)しスペースも十分広かったので、調子良くブインとバックをして、停車したら、

そのすぐ横に姪が立ってて超びびった!!!!!Σ(゚ロ゚;)


公園にいたと思ったのが、走ってここまでついてきたらしい!!!(((゚ロ゚;)))

うわあああバックする方向が悪かったらひいてたかもおおおおおお!!!!

ゾゾーーーっとなった…。

まさかの瞬間移動!(のように私は感じた。)
ホント、子供がいる時の車のバックは、どこに子供がいるかあらためて見ておいてから、注意しすぎるくらいが丁度いいわ〜と、自分に子供がいない私はここで学習した。あと、なるべくバックで駐車して、前向きに出るようにすること。
今でも車をバックさせる時に、このシーンを思い出す。
ひかなくてホント良かった!!!!おおこわいこわい!!

引き続き、南部ドライブを続けるよ!

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