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21.飛び立つ朝

12月23日(月)、朝9時起床。本日はいよいよフライトの日。
天候は曇り時々パラパラと雨…。
ショック〜〜〜!!!
せっかくの空の散歩なのに、曇りじゃダメじゃん!!
落ち込みぎみな私に姉が、「雲がいっぱいあって楽しいんじゃない?」と、よくわからないフォローを入れてくれる。ムゥ…。
でもやっぱり晴れの方がいいやい!!
ま、しゃーないしゃーない。
サテ、10時にお迎えの車が来るまで少し時間が開いたので、昨日から行方不明になっていた水着のパットの片方を、洗濯場のあるC棟までテクテクと歩いて探しに行く。
その間たった200mくらいの距離なのに、場内を巡回していた車の人がすかさず来てくれて乗せてくれて、何か恐縮〜。
アッと言う間(数秒間)に目的地のC棟に到着し、「サンキュ〜」と降りた私だが、「すぐ戻る」と英語で言えなくて、またその人は他の所を巡回しに行ったけど、パットはすぐに見付かって、のこのことC棟を出てきた私をその人は目ざとく見つけて、わざわざ戻って来てまた車に乗せてくれた!輪を掛けて更に恐縮〜!アア、細やかな会話ができたなら、こんな目に遭わせずに済んだのに…。マ、いいか!(アッサリ)
そしてC棟を出た時、私は虹を見つけた!!!
いやっ!ステキっ!!すかさず写真をカシャリ!

↑み、見えますか?ひく〜い虹が、うっすらと…。
よく考えたら曇り空をバックにするとあんまし美しくナイ…。青空に出る時もたまにはあるんだろうけどな〜。
とにかく、その時の私の目には、とてもキレイに映ったのでありました。
何か、虹見る事ってあんまり無いのでもの凄く嬉しかったのだが、よく考えたらグアム(を含むスコールが降る地域)ではわりとポピュラーなものなハズ。現に、姉も滞在中何度も見たらしい。いーなー、虹のある生活。日本では、年に1回見れるかどうか、だもんな〜。車洗ってる時は時々小さいのが見えるけど。
そうそう、その時車に乗せてくれた運転手さんに喜び勇んで「レインボウ」と言ったら、どうやら「ボウ」を強調した発音がダメダメだったらしく通じず、「オー?ハリケーンは大変デシタ」みたいな事を言われて、必死に虹を指差しながら日本語発音で「れいんぼー」と言ったら通じた。トホホ。


↑洗濯場の側にあったホワイトボードには、クリスマスの絵(落書き?)がびっしり書き込まれていた。ああ〜、クリスマスが近いのね〜。(当日は12月23日)

そしてダメダメなアタシは、例の如く10時を少し過ぎて玄関に到着してしまったのでした!!
なぜだっ!?時間には確か余裕があったはずだぞ!?
ああもう!この性格何とかならんのかっ!!!Ψ(`o´)Ψ


そうそう、余談だが、グアムに到着した私に、セスナ体験操縦の会社「スーパーソニック・アビエーション」の人から「電話ください」との伝言があり、かけてみたら時間変更の相談だった。それはまあ良いとして、私が誰と来ているのかとかそういった話は殆どしていないにも関わらず、
「体験されるのは奥様お一人ですか?」
と聞かれた時は「何で?」と思った。なんでだろう?でもいちいち訂正するのも何なので、素直に「ハイ」と答えておいた。

セダンはグアム国際空港へと向かう。道中、迎えに来てくれた人といろんな話をする。わーい日本人の日本語〜!
この方、もちろんグアムに滞在しているワケですが、下宿先が台風で使えなくなっているので、今はホテル暮らしなんだそうな。一般の人もホテルに入っている人が結構いるらしい。ナ〜ルホド〜。でもその場合の費用でどうなってるんだろう?やっぱ緊急時用価格なんだろうなあ。そうでないとちょっと大変だよなあ。
そうそう、一般の人の家には電気全然来ていないらしい。復旧の目処も立っていないらしい。レオパレスはあんなにも煌々とライトがついてたのに。何はともあれ、まずホテルに電気通すのが先らしい。(あ、でもレオパレスは自家発電のようなうるさい音がしてたなあ〜。)そんな話をしていると、倒れた電柱を立て直している作業現場に通りがかる。冷蔵庫使えなかったら、食べ物とかすっごい困るだろーなー。

↓うちの姉親子は、数日ぶりに電灯が灯った夜、大喜びしてこんな感じの写真を記念撮影した。

その笑顔はどこまでも明るく希望に満ち(特に姉の方が)、こんな良い顔には滅多にお目にかかれないのでは?という感じの貴重な一枚となった。やはり人間、失ってみてその大切さに気付く物は多いのだろうなあ…。それにしてもこの写真、イカす。
本当に、電気は止まるは水道は止まるはホテルから出れないわで、サヴァイヴァーな日々を送ったらしい。苦い経験?いやいや、過ぎ去ればきっと良い思い出v 人間、常に野性を忘れずに。家畜に成り下がってはいけない!(何)

あと「グアムのクリスマスは飾り付けがもっと派手かと想像していた」という話をしたら、やはり「それ程派手では無い」という回答だった。まあ、虚飾の大都会では無いからね〜。

22.グアム国際空港内事務所で、ざざっとレクチャ〜

車は20分程でグアム空港に到着する。車を降りると、爽やかに風が吹き抜ける。
何と嬉しい事に、その頃にはすっかり良い天気に〜〜〜!!!
イエ〜イ、ラッキーーー!!!
憑いてるね!のってるね!(意味不明)
やっぱ日頃の行いが(以下略)。
上機嫌でとっくにハイな私は、係りの方の案内で、まずテクテクと事務所へ。

事務所では最初に何か書類(搭乗者名簿?)に住所氏名などを描き込む。そして壁に貼られた操縦席の写真を見ながら、計器類の説明を受ける。
「これは普通の時計ですね。これが速度計で、単位はノット。滑走路で60ノットまで出したら離陸します。(1ノット=時速約1.852kmなので、60ノットは約111km)。これが水平計で、水平線と機体で目安を作って確認していきます。これが高度計、これが方位で…」
などなど。実際には一つ一つの役割と見方を、簡単且つ丁寧に教えて下さる。
私は「ほー!」とか言いながら、いっぱいあるので憶えきれない。でも聞きたがりなので、色々質問とかした。
スタッフの方の「まあ、全てを見る必要は無いですが。」との言葉はよくわかる。パソコンのキーボードでも、マッタク使わないキーは確かにある。でもパソコンは問題無く動いている。OK!!(だいぶちがう)

しかし、よくお年寄りとかが電化製品に貼るみたいに、計器の所に日本語訳を貼っておいてくれたら見ただけで解りやすいのにな〜。
(↑かっこ悪いが実用性はバッチリ!)
フライトシュミレーターとかやってる人なら、お馴染みなんでしょーねー。
そして操縦桿の説明。左が機長(パイロット)席で、体験操縦ではこっちに乗れるのですー!!イエーイ、パイロットォ!!カッコイ〜イ!
てな事言っても、もちろん殆どの操縦は右の席の副操縦士(コーパイロット)にお任せ〜。よく警察とかで「一日署長」とかをシロートがやってるノリにかなり近いのでわ。有名無実。でもいいの。乗れるなら。
そうそう、体験操縦コースは
・観光地巡り優先(北回り) …空港〜アンダーソン空軍基地〜スターサンドビーチ〜恋人岬〜ホテル街〜ダウンタウン〜空港
・観光地巡り優先(南回り) …空港〜グアム大学〜タロフォフォの滝〜ココス島〜アプラ港〜ダウンタウン〜空港
・操縦優先 …空港〜グアム大学〜タロフォフォの滝(タロフォフォ湾上空で様々な操縦体験)〜パゴ湾〜空港
という3つがある。(現時点のパンフレットより)事務所に着いてから決めても良いのだが、私が選んだのは観光地巡り優先の南回り。どうせ予備知識無いんだし、何より空を楽しみたいので!それと、当初のスケジュールでは今日行くはずだった、グアムの南にあるココス島を見ておきたかったというのもある。ココス島の海はまた一段と綺麗だと色々な所で見かけるので(各必要金額も一段とお高い感があるが)、ぜひ実際に行きたかったのだが、今回は空からで我慢!(ココス島自体が台風の影響で閉鎖に☆)
パソコンゲームのフライトシュミレーターとかで鍛えてる人は、操縦優先のコースブイブイ言わすんだろーなー。私も次回また機会があれば、是非ブッ飛ばしたり、急上昇や急降下、ぐるぐる回ったり、いろんな操縦してみたい!(隠れ暴走族)
そして操縦方法については、上に上がる時には操縦桿を自分の方へ引っ張る。下に下がる時には押し込む。左右に曲げるとその方向へ曲がって行く。しかし車みたいにぐるぐる回してはいけないらしい。じわりじわりと曲がっていくように。その際足元にあるペダル(ラダーペダルと言うらしい)の同じ向きの方(左に曲がるなら左足の方)を踏むと、どこかの翼の角度が変わってよりエレガントに曲がれるらしい。。(その時はしっかり聞いたのに・・・。たぶん、後ろについてる羽の部分が動くんだと思うf(^^;))
ようするに、何か、魚みたいな感じ。(だいぶ違う)
 ↓後でまとめてみました。

そして曲がる時、高度が落ちるので、操縦桿を引き気味(上昇)にしながらでないといけないらしい。
手でちょっとやってみる。「右に曲がる時は、操縦桿を右へ曲げつつ引っ張り、なおかつ右足も適当に踏み込む…」ウーム、憶え切れるかな〜??気分はヤクザなドラマー。
スタッフの方がおっしゃるには、割と女の人の方が適切な操作をするらしい。男の人の方が、力が入りやすいのか、急激な操作をしがちなんだってさ〜。なまじ力がある分、加減が難しいのやもしれませぬね。
そしてエンジンスロット。車のアクセルみたいなもんですな。何となく見た目のイメージは、車についてるタバコの火付けるやつ。付いてる位置も中央部だし。(シガレットライターだったっけ?最近の車にはついてないとか何とか…。)これを押し込むと出力が上がってゆく。これも、あくまでゆっくりと操作が大切。思いっきし押し込んだらヤンキーフカシになるのかな?ブォン!=3
「離陸する時はだいたいこれくらいまで押し込んで下さい」と指導を受け、イメージトレーニング。映像のイメージは、「指圧の心は母心」。もしくは「イエーイ」。(5cmくらいだったかな?)その際の操縦桿を引く幅も、だいたいで聞く。
それから一旦、車に乗って5分以内の空港の別の場所へ移動し、何か書類を渡した後、もう一度オフィスに戻る。
そうそう、私は台風通過後第一号のお客さんなんだってさー!何かうれしい。

23.いざテイクオフ!

さーて、いよいよセスナでGoー!
今回コ・パイ(正しくは教官=インストラクター)を担当して頂くのは、イノウエさん。お世話になります。m(_ _)m
空港に踏み出すと、強烈な日差し。うう〜ん、良い天気!!ちょっと風があるかな?雲はまだ切れ切れに広がってますが、雨は降りそうな気配無し。朝のはいわゆるスコールだったみたい。スコールってもっと激しいイメージがあったんだけど。今回の旅では、「これが本場のスコールってやつだぜ!!」みたいな激しく降って激しく止んでいく雨には、遭遇できなかった。いや、室内ばかりにいたから、気付けなかっただけかもしれないが。ゼヒ遭遇したかった…。

セスナは単翼4人(?)乗り。↓

翼が上に付いているのは、操縦席の日除けなんですって。ホホウ。
しかし、機体の種類について、確かスタッフの人は「737型機」と言っていたような気がするが、後で写真を見てみると、機体には「N738AR」と書かれ、機内の計器の上には(小さくて見え辛いが)「N739AR」と書いてあるような気がする。よくわからん。イッツァミステリー。
ここで記念撮影をして(というか、そこかしこで記念撮影をしまくって)、さーて乗り込みでいっ!
その間、イノウエさんはセスナのあっちこっちを見ていたような気がする。点検してたのかな?

しかし、出入口が、せ、せまい!!結構高い所にあるのでよじ昇る事になるのだが、乗り込む際にどこにどの順番で足を乗せれば良いのか、結構悩んだ。

機内も、窮屈という事は無いがそこそこ狭い。なので、セスナ乗る時はスカートはダメ、ゼッタイ。丸見え。
乗り込んだらラダーペダルに合わせて椅子の位置の調節をして、3点式のシートベルト(車と同じ)を付ける。
ドキドキしっぱなしだけど、それは期待感であって、恐怖では無い!恐怖心は全く無かった。だって操縦するのは私であって私じゃないんだもーん。(他力本願)
「それではこれを付けてください」と指し示されたそれは、ヘッドホン。格好良い。防音?と思いながら付けてみたら、「私の声が聞こえますか?」とヘッドホンからイノウエさんの声がした。つまり無線機能。あ、線が繋がってるみたいだから有線か。口元にマイクが付いている。以降はこれで会話をする事に。トランシーバーみたいにどこかを押しながら話さなくても、ちゃんと声を出した時だけ通じるのが何か不思議。うまくできてるもんだなあ〜。
イノウエさんが私の足元の何かを操作する。そしてエンジンがかかり、前のプロペラがブルルンと回り始める。ヘッドホンを付けてるから大した事無いけど、外したらきっと結構大きな音がしてるんだろうな〜。しかし、プロペラの音って好きだ。
免許を取ろうとか思ったら、当たり前だけど、ここらへんから覚えにゃならんのですわよね。サッパリわからないので何か難しそう。もちろん今回はマッタクお任せ〜。(当たり前)

そして機体はまずイノウエさんの操縦で、路面(エプロン・というらしい?)をゆっくりと移動しはじめる。(地上滑走=タキシング・と言うらしい?)感覚的に時速20km以下?徐行という感じ。その間、イノウエさんは無線で誰かと何かを多分英語で話している。離陸許可??まだ早いか。あ〜、わかんない事だらけですわ。詳しい人が見たら笑うだろな、ここ。知ってたら教えてくだされ。
地上を走る時は、操縦桿は役に立たないのザマス。スカスカざんす。なので足元にある2つのラダーペダルを踏み込んで方向を変えます。一応、操縦桿も一緒に動かして練習なんですけどね。鳥の巣にいるヒナが翼広げて飛ぶ練習してるようなもんですかね。
それなりに広い所まで来ると、まず線に沿って真っ直ぐ移動する練習。ちょこちょことラダーペダルを踏み込み、何とかそれなりにこなす。そして次は、左へ右へ、旋回の練習。その感触を確かめる。
しかしこのラダーペダルって奴、固くて重いッス!「これで踏めてるの〜?」という感じ。勝手が掴めていない事もあるんだろうけど。踏み込みすぎてもいけないんだろうし。気分は何となく足漕ぎ白鳥ボート
「なかなか上手ですよ」と誉められて、「えーっ!?ホントっすか〜!?やったあ〜」と喜ぶ微笑ましい幼稚園児。理性のどこかでは「嘘だ」という事がよく解っているのだが。
ブレーキもこの足元のラダーペダルがその役割を兼ねている。かかとの方だけ踏むと左右に曲がり、つま先までしっかりと踏むとブレーキになる。だったはず。何だか踏んだような記憶が無いなあ〜。1回くらいはブレーキかけてみたような気がするんだけども。
ちなみにこのラダーペダルのブレーキ、左右別々らしいので、同じ力で踏み込まないとどちらかへ曲がってしまうらしい。かっこ悪シ。
そしていよいよ、2つある滑走路の左側の方(国際線と同じ滑走路!)に到着致しました。長〜い滑走路が目の前に真っ直ぐ続いています。滑走路を真正面から見た事ってあんまり無いので、何か凄い嬉しかった!

「位置について、よォ〜いドン!」の緊張する瞬間!行くぜ〜!!
(てゆうか、実は離陸前にそんな余裕は全く無かったので、この写真は着陸直後のもので〜す。ま、イメージという事で!)

「それではスロットルを押し込んで下さい」
「はーい!」
私、ドキドキしながら押し込む。ゆっくりと、5cmくらいまで(?)。
ブロロロロロロ!
エンジン音が上がって行く。ぐんぐんスピードが上がる。き、気持ち良いザンス!流石にジェットエンジンみたいなGがかかるわけではないが、広〜い道で車をブッ飛ばす快感に近いものが!!(←スピード狂?)
イノウエさん「はい、操縦桿を引いてください」
あ、もう60ノット(時速111km位)? と、速度計をチラリと見ながら、「はーい」と間抜けな返事を返しつつ、教わったのをイメージしながら操縦桿をゆっくり手前に引く。
すると間もなくタイヤのゴーっという音が消え、ふわーーーっと機体が浮いて行った!
ええ?もう!!?

 テイクオフ成功ッ!!!

「ぅわ〜〜〜〜!!」
いともアッサリと、私は空の人になった。何って順調な!!!
上昇する機体の窓から見えるのは、きれいな青空!視界の隅っこで、地上がぐんぐん遠ざかって行く。
「うわ〜〜〜!飛んだ飛んだ!すごーい!うわー!うわー!」
興奮のあまりギャーギャー騒ぐ私。イノウエさんにしてみれば、「もっとマイクを口から遠ざけてくれ!」という感じだったかもしれない。いや、首尾良くどこかにあったボリュームコントロールをコソ〜リ下げていたやもしれぬ。
イノウエさん「そのまま上昇しながら、左へ旋回しましょう」
私「はーい!」
上昇しつつ、左へ旋回。つまり、操縦桿を手前に引きつつ(上昇)、左へ傾げ(左旋回)、ついでにラダーペダルの左を踏み込む、と。
ム〜ウ!ラダーペダルが相変わらず固い!
しかも効果が出ているのかどうなのかよくわからない!
「む、ムズカシイっすね。踏めているのかどうか良くわからないです」
苦戦ぎみな私にイノウエさんは、「踏むの難しかったら踏まなくても良いですよ」とのこと。なんだそっかー。でも折角なので、一応旋回する度に踏んでおく。効果の程はサッパリだが。
あと、操縦桿の傾け加減がいまいちわからない。一回転してしまわないかドキドキしながら、そ〜〜っとまわしてみる。手には自然と力が籠もる。教わったのは、「機体が旋回を始めたら操縦桿は傾けっぱなしにせず、元に戻して下さい」だったと思う。それをイメージしつつ、それなりに曲がり切ると、操縦桿を逆にちょいちょいと切って、機体を水平に戻す。
その時イノウエさんが、「現在機体は水平です。この状態で水平線があなたの位置からどこらへんに見えるのかを覚えて置いて下さい。そして水平線がそこに来るようにすれば、機体は水平です」みたいな事を言った。
な〜るほどォ〜。それだと計器を見なくても良いわけね!(もちろん計器も必要だが!)
空では、気付かないうちに機体が傾いでしまっている事があるらしい。
そして機体が安定した頃、「あンの〜、写真撮ったりして良いですか?」と申し出る私に、「わかりました。操縦替わります」とイノウエさん。
以後、操縦はもっぱらイノウエさんに任せっぱなしで、わたくし写真を撮りまくり。折角の体験操縦なのに…。
でもね眼下でグアムの海が輝いてたりするワケですよ!
これが撮らずにいられるかってんだいチクショー!

↑離陸後最初に撮ったお写真。海が…海がそれはもう美しゅうございました!左上に見えてるのはホテル街とそのビーチ。その時は考えつかなかったが、あの中のどこかに姉と甥がいたらしい。姉が空を行くセスナに気付いて「おおっ!」と思ったらしい。ああっ!その時知ってれば、手くらい振ったのに!!でも見えないか☆
←イメージ図

24.野次馬機長による観光写真集とエセ解説〜往路

セスナの乗り心地は極快適v 何となく、思ったように動いてくれている感じ。(大した操縦はしていないが。) まあ、ヘタクソでもそうそうぶつかる物って無いしね!電柱や壁も無いし、人も車も飛び出して来ないし。
前に観光のヘリコプターに乗った時は、風が強い日という事もあったのだろうが、ジェットコースターやエレベーターが下降する時の横隔膜のフワッとする感覚が何度も何度も続き、「うげ〜、ちょっとこれは我慢するのはツラいなあ〜。操縦してる人ってスゴい!」と思ってたんだけど、セスナはいいよ!全然そんな事無いの!やっぱ飛び方が違うからなんじゃなかろうか?単に天候のせいだけでは無いと思うんだけどなあ〜。どうなんだろう。

↑グアムの地を遠く見渡す。


↑珊瑚礁の海が美しい!「美しい美しいって、アンタ他にもっとボキャブラ無いんかい?」と自分でも思うが、とにかく、美しい。
中央やや右で、海に突き出ている棒状のものが、たぶん「フィッシュアイ海中展望台」。ここでも金魚鉢かぶって海底を歩く「シーウォーカー」ができる。やりたかったな〜。ココス島でやる予定だったんだけどな〜。
あと民族ダンスショーもある。イルカウォッチングツアーもあるらしい。面白そう〜v


アプラ港では、台風後炎上した4基のガソリンタンクをイノウエさんが「あれだ」と教えてくれた。

↑わかりますか?黒くなってんの。
この災害により島全体がガソリン不足となり、政府の臨時バスが運行された。私が行く少し前くらいに不足は解消されたらしい(政府のバスももう走っていなかった)が、解禁(?)直後はガソリンスタンドにすごい行列ができたらしい。

そしてここは軍港でもある。
イノウエさん「お、潜水艦がいるね」
私「潜水艦!!?どこですか!?」
イノウエさんの言う方を見ると、停泊している船にくっつくようにして、何か黒くて長細いものが見えた。
私「あれが!?すご〜い!」
イノウエさん「もっと近寄ってみましょうか」
私「えっ、いいんですか?」
軍の秘密とかでは無いんだろうか!?と余計な心配をしてしまう私をよそに、イノウエさんは旋回しながら徐々に高度を下げていく。(私はカメラを操縦している。)

イノウエさん「煙あげてるのはめずらしいな。お、両側に2隻いるね。」
私「うそー!ラッキー!!!」
イノウエさん「ここから見ると小さく見えるけど、実際あそこに行くと大きくてびっくりするんですよ。停まってる自動車と比べてみて下さい」
私「そーでしょうね〜!(乗ってみたい〜!!)」

余談:潜水艦は、前に沖縄に行った時、観光用のものに乗った事がある。だがその日はあいにくの曇り空で、光の乏しい海中はそれほど綺麗では無かった。何というか、期待していた「潜水艦らしさ」ってのはあんまり感じられなくって、ちょっと拍子抜け。海の綺麗さを見るんならグラスボートの方がいいかなーとか思った。だって大人一人1万円くらいするんですぜ!!グラスボートなら数千円だもんな〜。

他にもここでは、旧日本軍が使った滑走路跡も教えてくれたが、「え?どこどこ?」状態で、よく見えなかった。そう言ってるうちにセスナは勝手にその場を通過して行ってしまった。停車できないし、バックできないし、Uターンする程でも無いしなァ〜。


↑低い雲が下に見えます。
グアムの土は赤い。というかちょっとピンクっぽい。ような気がする。
すっかり野次馬と成り下がった、にわかパイロット。写真撮りまくり。

25.ココス島上空でプチアクロバット!〜復路


↑前方に雲発見!
イノウエさん「雲の上を行きますか?下を行きますか?」
私「え〜っと、(…本当は雲の中を行きたいんだけど、ダメだろな〜)…じゃあ上にします!」
それでは、ということで、操縦桿を引いて機首を上げて上昇し、雲の上を過ぎる。(これはちゃんと自分で操縦致しましたx)
雲に近付くと、機体に揺れを感じた。この辺りになると、操縦桿さばき(?)もだいたい掴めてくる。ただ、動作は非常にゆっくりしたものだと思う。若葉マークもしくは枯葉マーク。だってどこまで急操作をして良いのかわからなかったもので。
今にして思えば、最初にイノウエさんに操縦してもらってどの程度やって良いのか感じを掴んでおけば良かった。今度はそうしよう。(また行く気マンマン)
ちょっとした雲の中には、入ってみたりした。真っ白だった。(当たり前)そしてなかなか機体が揺れたように思う。

そうこうしている間に、セスナはグアム南端にある小さな離れ島「ココス島」に近付く。
「うわ〜〜〜!きれ〜〜〜!」

左に見えるのがグアム本島で、右に見える細長〜い島がココス島。両者の間は珊瑚礁で繋がっている。
海の色がね、またまたひとしお綺麗に見えたのですよ!!
ああ〜、行きたかったな〜!!
よ〜く目を凝らして見ると、誰かが水上スキーみたいなので遊んでいるのが見えた。一瞬「何だ、ココス島行けたんじゃないのか?」と思ったが、他に人影が無いようだったので、多分暇を持て余すスタッフか、地元な人なのだろう。


細長いココス島。「棒が1本」って感じ。本島から船で15分くらいらしい。上の写真中央やや右に、陸から海へ向かって突き出している白い棒状に見える物が桟橋。
島では各種マリンスポーツが楽しめる。ここでシーウォーカーやる予定だったのにナ〜。
あと、トロッコだったかトラックだったかに乗って、島内を一周し、星砂を探したり自然を満喫したり。
そして疲れたら白い砂の木陰でのんびりとヒルネv 傍らにはフルーツとハイビスカスで飾られた色鮮やかなトロピカルジュース。そよぎ来る風に乗って聞こえて来るのは、遠くで誰かのはしゃぐ声と、椰子の葉のざわめき…。 う〜ん、南国リゾートv(計画倒れ)

ここに来るまでに機内でイノウエさんといろんな話をした。ロケット見に行ったとか、海外旅行はどこへ行ったとか、どこの国の料理がうまいとか。
女一人で体験操縦しに来るのって、年に1人いるかいないかなんですって。大体は、連れの男の人が運転する後ろに、遊覧飛行として乗り込むらしい。なんでかな〜。全然怖い事無いのに。だって横でプロが操縦してるんだぜ?今や乗用車も女性ドライバーの数が男性ドライバーを上回ろうとしているこのご時世、ゼヒゼヒ女性の皆様にはチャレンジして頂きたいっ!
ちなみに体験操縦を2人組みで申し込むと、一人が操縦している間にもう一人がタダで後ろの席に乗れる!!2度おいしい!!誰か一緒に行きませんか!?
今回姉に、「私が操縦する後ろに乗る?(体験操縦しない場合は遊覧料金)」って聞いたら、「え…、ご遠慮させて頂くわ」とキッパリ言われた。元々乗り物があまり好きでは無い姉(でも海外旅行好き)だが、理由はそれだけではあるまい。
で、「私は殆ど乗り物酔いしないし、もっと激しい操縦でもOK!むしろそれを体験してみたい!」とかいう話になったら、「それじゃあ」という事で、何かしてくれる事に。
イノウエさんがエンジンの出力を上げる。ブロロロロの音が大きくなる。
途端に、シートに貼り付く私!
わーーーーーーーー〜!!!」
頭からぐぐぐ〜っと押さえつけられてる感じ。まじ身長縮みそう!!でもワタクシ、決して怖がっているのではありません。狂喜乱舞しているのであります。
「おもしろーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」
実のところ、その時は何をしているのかサッパリわからなかった!Gが上からかかる、ということは、急上昇??でも常に路面にくっついている車と違って、飛行機は曲がる時機体を傾けるんだから、Gは横からではなくやっぱり上からかかるんじゃないかなあ。というわけで、多分急旋回だと思う。ああそうだそうだ、多分その時左側の窓に真下にあるはずのココス島が見えた!やっぱ急旋回だよ、きっと。
「サイコ〜〜〜っす〜!!!」
私は、ジェットコースターが凄い好きとかいうワケでは無い。もちろん、嫌いでは無いが、ちょっとツラい感じがする。恐怖感もあるし。でもセスナは、ただただひたすら気持ちいい!のである!
大興奮&大満足〜!!今度は自分でしてみたい!
でもこの急旋回中、操縦桿を持っているのも大変なくらいググッと押さえつけられた感じだったので、自分でそのGに耐えながらちゃんと操縦できるかと言うと…、ちょっと心配ではある!これは基礎体力を付けなくては〜!(有言不実行)
(ちなみに遊園地で好きなのはコーヒーカップ。あの中央のハンドルを回しきって、友達を2人程潰してしまった経験アリ。その時の様子をカメラで撮ったらきっとブレて線状になっていたのではないか?というくらい回しきる。その時もワタクシは、遠心力に負けてハリツケになりながらも爽やかな笑み。コーヒーカップサイコー!だがそれ以降、友達は私と一緒にコーヒーカップに乗ってくれなくなった。ちょっとさみしい。)

それからしばらくココス島上空を飛んで島を観察(笑)した後、折り返して本島の方へと戻る。
島南部は山がボコボコととんがって盛り上がっていて可愛い感じ。上に綿雲がポコポコ浮いている。それらを見ながら、南側の海岸沿いを北上する。(行きは北側だった。)
陸の上を飛ぶと、機体が結構揺れた。やはり山間などは気流が乱れるらしい。なーるほど、今まで飛びやすかったのは海の上を飛んでたからなのね。

まもなく飛行機は「タロフォフォの滝」上空にさしかかる。

見えますかね?滝。実は私もいまいちよくわからない。川は左から右へ流れています。
ここは「タロフォフォの滝見学ツアー」みたいなのがあり、ジャングルの中を歩いてここまで来るのだそな。
しかし上から見る限りでは、結構小振りな滝のような?写真で見たらなかなか感じが良かったんだけれども。上から見るのと下から見るのとでは大分感じが違うのかも知れませぬ。
詳しくは知らないが、やはりここも台風の被害は免れなかったらしい。

そしてイノウエさんが、私達が泊まっている「レオパレスリゾートグアム」の場所を教えてくれる。スパニッシュな赤レンガ屋根と白い壁が山の中で、遠くにあってもよく目立つ。


↑イノウエさんに撮って頂きましたv

26.帰ってきたヨッパライ

イノウエさん「それでは空港へ向かいますが、一度着陸をして離陸するのと、地面すれすれに飛んで再び上昇するのと、どちらがいいですか?」
私「ええっ!?(そんな事やらせれもらえるなんてラッキー☆)じゃ、じゃあ、すれすれの方で!」
その時は、以前自衛隊のヘリがその練習をしていたのを見た事を思い出したのでそう言ったのだが、今にして思えば(そればっか)、着陸の方が面白そうだったな〜!
ちなみにこの操作、「タッチアンドゴー」とか言うらしい。違ったっけ?ヒロミゴー。
イノウエさんの指示に従い、ゆっくりと大きく左へ旋回し、滑走路と平行になる。いつも乗ってる乗用車は右ハンドルなので、機体の左側に座っているとどーも中心が取りにくく感じた。
そして、操縦桿を今度は押し込み、徐々に高度を落として行く。フワッフワッと、階段状に落ちて行ったような気がする。それってヘタクソなんだろーな。
滑走路が近付いてくる。それにつれ、機体がフラフラし出す。
「えっ?えっ??ええ〜??」
真っ直ぐならない!真っ直ぐするのに(根拠は無いが)結構自信があっただけにショック〜。というか、きっと空では「まっすぐ」なんてどうでも良かったので、フラフラしてても気が付かなかったのでは?
そしてある程度高度が下がった時点で、そのまま維持し、再び機首を上げて空へ飛び立つ。そのまま左へ旋回。
私「フ〜〜、思ったよりまっすぐって難しいですね!!」
イノウエさん「そうですね、横風もありますし」
ナイスフォロー、イノウエさん。

それから少し足を伸ばして、北海岸にある「恋人岬」を見学。

ここは昔、スペイン統治時代の、地元チャモロ人の娘の悲話伝説がある岬。
かいつまんで語ると、チャモロ人の美しい娘がスペインの金持ちに見初められ、そこへ嫁がされそうになるが、恋人と共に逃げだし、追われて辿り着いたのがこの岬で、そこで2人はお互いの髪を結んで岬から身を投げたのだそうな。
昨日路上で「恋人岬」行きのバスを見かけた私が、「有名な観光地だし、どうせ時間も余ってるし、行ってみようか」と姉に言うと、姉は「何も無いので行ってもつまらない。入場料が無駄。」との事。ナルホド。
しかしここには近年チャペルができたそうだが、それって縁起が良いのだか悪いのだか。そのまま岬を飛び降りる事にならなければ良いが。あの世で結ばれてもな〜。
そうそう、イノウエさんが言うには、ここにはそのチャモロ人の恋人の像(新しいもの)があったらしいのだが、台風で壊れてしまったのだそうな。ウ〜ム、ますます縁起が悪いぞ!

そしてぐる〜っと大きく一周してきた後、いよいよ、本当の着陸!イノウエさんが管制塔に着陸の許可を取っている。たぶん。
先程と同じように、ゆっくりじわりと左旋回しつつ、滑走路と平行になる。
既にこの頃から、機体がユラユラと揺れはじめる。
「えいこのっ!真っ直ぐなれっ!ああもう、フラフラするんじゃないっ!」←心の中の声
しかし意に反して、真っ直ぐしようとすればするほど、
機体はまるでヨッパライのようにフラフラと揺れる。

いっそ何にもしない方が良かったんじゃねーの!?(←ヤケクソ)
と思うくらい、かなり、恥ずかしかった。いやマジで。蚊トンボ。
管制塔内の太ったおっちゃんら(想像)がこれ見てて、「オゥ?ホッホッホ!(訳:何やってんだあのヘタクソ!)」とか笑い合いながら両手の平を上向けながら肩すくめてんじゃねーか?とかいう妄想が安々と浮かんでくるくらい恥ずかしかった。
いやほんとに、真っ直ぐしようとして操縦桿を細かく動かしすぎたような気がする。よくわからんが。
まあとにかく、フラフラしながらも機体はどんどん沈んで行く。イノウエさんが隣で何かをしきりに操作している。たぶん、スロットルかな〜?私は機体を真っ直ぐするのにかかりっきりになっていたので、「スロットル?何それ?」な感じだったんだと思う。あんまし覚えてないけど。とにかくダメダメ〜!!
どこを目安に着地すれば良いのかわからず、適当に降りていって適当に着陸する。もちろんイノウエさんから「もう少し押し込んで」とかのアドバイスはその都度頂く。
タイヤが地面に触れる直前は結構ドキドキした。「いつくるか?いつくるか?」ってな感じで。
で、それなりにタイヤは地面に触れ、ゴ〜〜〜という音と共に滑走する。

着陸成功!!!

帰ってきましたヨッパライ。限りなく不時着に近い見事な着陸でアリマス!離陸はあんなに順調だったのにね〜!正に、行きは良い良い帰りは怖い!終わり悪ければすべて悪シ? まあでも、そんなにドスンッって感じでは無かったように思う。よくわからんけど。
「ああ〜〜、恥ずかしい〜!むっちゃフラフラしましたね〜〜!」と嘆く私に、イノウエさんは「まあ初めてですし、横風もあったし」とフォロー。ああ、ひょっとして隣で冷や汗かいてたかもしれないのに、インストラクターのお仕事も大変v
ああ〜、できるならやり直したい〜!もう一回やり直させてくれ〜!というよりうまくいくまで何度でもやってみたい〜!何かクヤシ〜!
頭の中で一人反省会を開く私。その間イノウエさんは地上滑走でセスナを元の位置へと移動させていく。
「あ〜〜、すっごい面白かったですーーー!」
興奮さめやらぬ私、イノウエさんにうるさく話しかける。
そうしているうちに、最初の位置に到着。エンジンが止まる。
ふ〜〜〜っ、無事終了〜〜〜!!!
イノウエさん「お疲れさまです」
私「ありがとうございましたーー!!」
ヘッドホンを外して、シートベルトを外して、座席を後ろに移動させる。先に降りたイノウエさんに扉を開けてもらい、降りる。やっぱり足の置き場に困りながら、何とか降りる。
もちろんその際に、お約束通り頭を打つ私。「ゴンッ!」「いてっ!」
かなりかった。イノウエさん、気付いただろうか…。ドキドキ。
イノウエさんは、セスナの翼の部分をワイヤーで地面に繋いでいた。こうしておかないと風で飛ばされてしまう事があるらしい。なんと、こんなに大きいのにな〜。そうか、飛ぶように作ってあるんだもんなー。
建物へと戻る足取りが超軽い。空を見上げて上天気&上機嫌!気分はサイコー!


↑空とセスナとイノウエさん

まあ、頼りない操縦ではあったけど、危険では無かったような気がするので、良し!!(目暗蛇に動じズ)
自分的に100点満点で点数付けるなら、風景100点、天候100点、技術20点(内着地3点)、という感じ〜。イェイ!

それから事務所内へと戻ると、搭乗前に撮影してもらった記念写真を頂く。嬉しいしv
(でも顔が、まんま猫っ顔に丸メガネの某落語家みたいになってて、結構ショック〜。ダメージでっけー!!顔むくんでるのかー?いや、これが地か〜?)
で、精算。$215也。大満足のお値段でございます。
できれば、どこをどんな風に飛んだ、みたいな、詳しい資料みたいなの、欲しかったな〜。何て言ったっけ?飛行記録?ログブック?言ったら書いて貰えたのかな〜?ダメもとで、言えば良かった。コウカイ。

そして、姉達の待つウェスティンホテルまで、送ってもらう事に。行きに迎えに来てくれた方の運転で、助手席にはイノウエさんも乗り込む。
運転されてる方が「恋人岬は行きました?」という問いに、私はためらい無く「いいえ、まだです」と答えて、イノウエさんをずっこけさせた。
イノウエさん「行ったじゃないー!!」
私「え?あ、ああ、そーですね!!行きました行きました!(そーゆー意味か!)」
「行った」というのは私にとっては地に足を付けての事であり、空から見たのは「見た」に分類される。
「恋人岬も見ましたか?」と聞いて頂ければ、「ハイ!」と即答できたのだが。ダメ〜。
そして「ライセンスは興味無いの?」との問いに「私にはムリで〜す」と答える。マヌケなアタシが単独飛行した日には、恐らくきっと死ぬ。たぶん間違いなく死ぬ。そして三面記事入り決定☆

そして間もなく車はウェスティンホテルに到着し、私は最後に記念にイノウエさんと一緒に写真を撮ってもらった後、別れを告げた。
「どうもありがとうございました〜!」

いや〜!むっちゃ良い経験ですよ!!みなさんもゼヒゼヒ体験してみてください!難しくなんてありません!ややこしい所はスタッフの人がやってくれるから、全くオイシイとこ取りでOK!(オイ)
良いですよ!空の旅はー!!

*** 次はグアムのビーチへと つ づ く … 。 ***

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