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◆白川郷ライトアップを見学して参りました

日本に13ある「ユネスコ世界遺産」のひとつ、「白川郷」の「ライトアップ」を見に行って参りました!
●白川郷観光協会 http://www.shirakawa-go.gr.jp/

2006年2月現在、日本で世界遺産に指定されてるのは、
 1.法隆寺地域の仏教建造物
 2.姫路城
 3.屋久島
 4.白神山地
 5.古都京都の文化財
 6.白川郷・五箇山の合掌造り集落
 7.原爆ドーム
 8.厳島神社
 9.古都奈良の文化財
 10.日光の社寺
 11.琉球王国のグスク及び関連遺産群
 12.紀伊山地の霊場と参詣道
 13.知床

の、13箇所らしいです。 by Wikipedia「世界遺産の一覧(アジア)
今までに私が行った事あるのは、奈良・京都・熊野神社・沖縄首里城でございます。

さてさて、今回利用したのは、某地元バスツアー\8,200(夕食付き)。
向こうを夜8時半に出るのに、地元着が翌日深夜2時半ってどうよ!?
三重県内あちこちを回る為、無駄な時間が多い!でも、だから安いので、文句は言えない!むしろウェルカム

そんなこんなで、友達と2人してギャーギャーわめきながら、バスに揺られていざ白川郷へ。持参した菓子を食べまくる。
途中の「大山田サービスエリア」では、「はまぐり天」とか購入。桑名ですから。その手は桑名の焼き蛤。練り製品ウマー!
そして「伊勢しょうゆソフトクリーム」なるものを発見!直ちに代価を払って捕獲。賞味。
 判定:普通のソフトクリーム
色は「うっすらベージュ色」ではなく、「激しく茶色」にするがよろしかろう。(うっ!ち、ちょっとビジュアル的にヤバいか!?い、いや、チョコソフトとかもあるし!)
味も、もっと激しく醤油風味にするがよろしかろう。(ちょっと大豆っぽい風味がしたかな?という気はしましたが、普通に甘かった。違いの分からぬ女。)
兵庫県の城崎へ行った時は、「かにみそソフトクリーム」なるものを賞味したが、かなりかにみそっぽかった。色も灰色っぽかったし。甘かにみそ。これだけ変だと食べた甲斐がある。伊勢しょうゆソフトには、ぜひそのレベルを目指して頂きたいと思う。(目的は何?)
余談ですが、台湾には豚足ソフトクリームなるものがあるそうな。今度トライしてみよー。

バスがトンネルを越えるにつれ、だんだんと風景が雪国化してきます。

う〜ん、よそに来たって感じ!白い〜!

「ひるがの高原サービスエリア」では、凄く視界が開けてて、どこかのスキー場のコースが丸見えで綺麗ー。

コース案内図みたい。
このサービスエリアには、ドラゑもんの雪像がのっかったでっかいかまくらも作ってあって、中に入ったりして遊んだ。
しかし積もっている雪は、もはや氷の粒のように硬くなっていて、見た目はビーズのようで綺麗だったが、遊ぶ事はできなかった。
あと、何か湧き水みたいなのがあるので、飲んどく。冷たかった。(※ちゃんと飲めるやつですよ!)

しばらく行った所で、早めの夕食を食べました。(3時半!)
バスに乗ってから、かなり色々と食べ続けていたので、完食するのがツラかった。
というか、完食できなかった。
ううう、作ってくれた人、ごめなさい…。予定表に書かれた夕食時間はもっと遅かったので、調整を間違えましたともよ。「現地に着いてからゆっくり食べ歩きできるように」と、早めになったらしい。

白川郷に近づくにつれ、雪はますます多くなり、あちこちに凄い大きさのツララが沢山ぶら下がってるのが見えるようになります。
む、ツララから雫がぽとぽとと落ちてるゾ? さてはおまえ、溶けておるな?
「日中溶けた雪や氷が、夜になって凍るのが、一番滑りやすくて危ない」って聞いていたので、ちょっと心配になる。すべって転んで怪我したりしないだろうか…。
ちなみに豪雪地帯の夜・という事で、防寒対策を超しっかりして行きました。
厚着・防水スプレー・手袋・マフラー・ハンドクリーム・カイロ・靴の滑り止め・デジカメの電池しっかり温め…。
北海道に行った時の事を思い出して、色々念入りに。
温度計も持って行きましたYO!
で、現地に着いたら、

道に雪が無ぇ!

せっかく靴の滑り止め(ゴム製)を苦労して付けたのに!
いやいやいや、そこは喜ぶべきでしょう。ええ。
天気も良くて、雪も雨も降らなかったし。
おかげさまで、道中ほとんど苦労する事無く、スムーズに移動することができました。
カイロも使わなかった。
気温も、1℃までは下がりましたが、北海道の時みたいにマイナスまではならなかったみたいですし。
しかし!
人が多く通る狭い坂道で、つづけざまに3人の人が転倒するのを見てしまってゾゾー!
3人とも、直ぐには立ち上がれないほどダメージを受けていたようで…。あれから大丈夫だっただろうか…。
その道を行くのは避けましたよ。ええ。君子危うきに近寄らず。君子じゃないけど。一応。

最初に、バスの駐車場から「であい橋」という吊り橋を渡って、集落へ向かいマス。
うーんつり橋ってなかなかに絵になる。
そして揺れる。
楽しい。
それにしても、凄く沢山の人。

ズラーリ。

メインの通りまでガイドさんが案内してくれて、そこで時間まで自由行動。
さあ撮影タイムの始まりYO!!(笑)
友達と二人して、あちこちあちこち撮影しまくる。
まずはガイドさんのオススメに従って、本日はライトアップされない「かん町」へ向かう。

合掌造りキターッ!
うわ〜!ステキ〜!絵になる〜!
日本昔話のBGMを流さねばっ!!(オイ)
っつーか、雪の壁がでかすぎて、合掌造り見えてねえ!(笑)
まあ、雰囲気っつーか?フィーリングっつーか?
道の両脇に高く積もって壁の様相を呈している雪は、何度か溶けたり凍ったりを繰り返したらしく、どこもカチンコチンに固まって、雪だるまを作ったり雪合戦をしたりなどという雪国特権のお遊びは、ついに不可能という有様でした。
ムリヤリちぎって投げたら、冷たくて痛かった。以上。
あと、層を成している感じが、豚の角煮に似てる。
上部が膨らんでいる所も脂肪っぽいし…ジュルリ

↑まっしろな豚の角煮によじ登ろうとする小さな怪しい人のイメージ。

所々に、その壁を掘って灯篭みたいにして、ロウソクが灯してありました。
真っ白な雪にオレンジ色のロウソクの灯りって、とてもキレーイv

上にも穴があいてるところがポイントだと思う。わざとなのか、思わず開いてしまったのか。

あちこちにぶら下がったツララは、とーーーーってもキレイだった。

クリスタル〜v
豚の角煮からたくさんぶら下がってて、北海道の時のつもりでポキっと折ってみようとしたものの、何か角煮が煮崩れて来そうで怖かった。
勇気を出して折った数本について、角煮の上に再移植しようと試みたが、角煮の固さは半端ではなく、うまく生けるのは一苦労だった。

ツララと言えば、よく推理小説などで、「ツララを使って殺人して、凶器が消える」ってのがあるけど、北海道に行った時のツララは、それはもう脆く手の中で崩れ去っていたので、「ありゃあウソだろう」って思ってたんだけど、今回不意に触ったツララの先端がかなり鋭利になっていて、血が出るかと思うくらい本気で痛かった。

 これなら殺(や)れる…! (オイ)

ちょっと検索してみたら、屋根から雪と共に落ちてきたツララが刺さって(当たって)痛い思いをした方というのも実際いらっしゃるようで、改めてツララの凶器性を再確認した次第。

アイスピックのようだ…。


サメの歯のようだ…。

それでは、白川郷イメージカット集をお楽しみください。

川の向こうの集落。丸っぽい山とか、「日本昔話」の世界みたい。


茅葺屋根から煙が出ている。今晩のおかずはビーフストロガノフ?(ナゼ)
囲炉裏とか、あるんだろうなあ。炭火とかがおこってて、その上に魚の飾りみたいなのがぶら下がってるのかなあ。(自在鉤っていうの?)
その周りを一家が囲って団欒してるのかなあ。ステキだなあ。


白川八幡神社。手ぶれしたので小サイズで。(^^;)
はっきり言って、雪に埋もれていた。
真ん中に細く踏み固められた道を、滑って転ばないかドキドキしながら進んだ。
誰かが、その道を外れて移動しようとして、片足がずっぽり埋まっていた。フ〜、あぶないあぶない。

4時半くらいに到着し、この時点で5時40分くらい。かなり辺りが暗くなってきて、あちこちでライトアップが始まった。
私にとっては、手ぶれとの戦いの始まりだ(笑)


明善寺の鐘楼門。(県重文)
いやあ、雪はいいね。
手振れを防ぐ為使ったフラッシュの効果がダメダメで、大きく修正加えてありマス。
フラッシュが光りたがる所ではフラッシュはいらず、光りたくなさそうな所ではフラッシュが必要。矛盾。


明善寺郷土館
前の道が狭い事もあり、かなりの混雑っぷりだった。
道に所々広がる水溜りも、観光客の行く手を阻んでいた。
いやしかし、絵になりますNe。
ライトアップされてそこだけ白さの際立つ屋根の上もステキですが、障子に映る屋内の明かりもステキ〜。
この建物の横にある坂道を登った所が、どうやら良い撮影ポイントだったらしいのですが、前述した「3連続スピン事件」現場だった為、あえてスルー致しました。


クリスマスケーキの上とかに乗ってる、砂糖細工の家みたい〜。


「う〜、さぶいさぶい!」
「こんばんはぁ〜」
「いらっしゃいませ〜」
という声が聞こえてきそうなひとコマ。
あちこちにある趣良い建物は、旅館や商店でした。う〜ん、絵になる〜。
玄関口の明かりに照らされたつららが、そういうインテリアみたいだ。
木造茅葺の家には、紺の暖簾がよく似合う。


和田家。(国重文)
建物も立派だけど、横の松もスゴー!立派っ!
そして三脚を立てたアマチュア(?)カメラマンの数も凄い事にっ!
(ちなにに、白川郷のライトアップは、毎年冬に数回のみ行われているようです。)
この写真を撮った後、友達と交代で、和田家をバックに記念撮影したが、フラッシュを焚いたら、「暗闇の背景に人物だけが写っている」という、どこで撮っても同じ写真が2枚、できあがっていた。

…フラッシュめ…!(ー'`ー;) (違)

和田家の横には川(用水?)が流れていて、その向こう側の壁に例によって灯篭のようにロウソクが灯されてて、ステキ雰囲気。

4枚撮った写真、全部手ぶれしてましたけどね!ええ!
一番手ぶれの少ないやつを、縮小しきって、シャープフィルタをかけたのが上の写真。なんとか誤魔化せた模様。

ちなみに、いくつかの合掌造りは入場料を払って中を見る事ができるのだが、本日の混雑っぷりに、中へ入る事はあきらめる。
「また雪が無い時に、自分達で来て、ゆっくり過ごそう」と、早くも次回の計画を練るわたしども。
青田の季節または刈り入れの季節にでも…ネv
白川郷の湯」という温泉↓もあるようなので、そちらもぜひ。ヌフフフ。



途中で、「飛騨牛串焼き」と「みたらしだんご」を購入。
なかなかおいしかったですよ〜んv
とある店先では、ガンダムと何とかいうやつ(ズゴック?)が、それぞれみたらしだんごと飛騨牛串焼きを持ってがんばっていた。

(笑)(笑)(笑) いいねコレ!

地酒とか甘酒とかもあったので、ちょっとトライしてみたい気がしていたが、何しろお腹が全然減らない(笑)ので、きっと美味しく頂けないだろうと思い、控える。チクショー。

お土産物屋さんには、民芸品とかちりめん細工とか、カナ〜リ心惹かれるものがずらっと並んでいた。
が、ライトアップが7時半に終了するとあってはそうそう覗いてはいられない。
会社へのちょっとしたお土産を、チョイチョイっと購入。
…のつもりが、なぜ自家用の食べ物系を次々買ってしまったんだろう??

白川郷に行ってきました。 … 合掌造りの形をした和菓子。わかりやすー。会社への土産。
高山らーめん … おいしかったけど、都合により2人前食べなくてはいけない羽目になり、最後は気持ち悪くなってしまった。食べ物に謝りたい。おいしく食べてあげられなくてごめんなさい。
いちごのドライフルーツ … 甘酸っぱくておいしかった〜vv
黒梅 … 真っ黒な梅干。「幻の逸品」と書いてあるが、原材料を見ると「着色料(黄4青1赤102赤40、二酸化チタン、木炭カラメル色素」って書いてあるんですが…。(^^;)色付けただけ?味も、何となく炭の味がするような気がして、あまり好みでは無かったり。


他に、├├口風(笑)の雪像とかありましたよ〜。中で電気がついてマス。かわい〜。

そんなこんなで、やがてライトアップ終了の7時半になり、私達はバスへと向かう。
なぜかみなさんもうバスにお揃いでらして、ちょっと気が引けたが、一番最後じゃなかったので一安心v
あとは「運転手さんよろしくオネガイシマス〜」で一路家路につく。
で、自宅近くのバス停に着いたのが、深夜2時半頃!うっはあ、6時間以上経ってるYO!(やはり三重県各地を巡回した為。)
眠くてもシートを倒せないので首が痛かった!100円で買った首まくら持ってったけど、寝ると首が前に倒れちゃうから全く意味無し!ダメすぎー!

ということで、怪我やトラブルも無く無事帰って来る事ができました〜。メデタシメデタシ!
今度は雪の無い季節に行くぞー!!(行く気マンマン)

オマケ

半ば化石化した自転車。春になったら復活するのでしょう。

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