<<<サイトトップへ戻る <<こばなしだいおうへ戻る  <種子島屋久島旅行記トップへ戻る <前を読む 次を読む>

◆5-1 宇宙なおみやげ
さあツアーも終わった事なので、戻った科学技術館の売店にて、じっくりとオミヤゲのチェックチェック!
今回はH2Aグッズが豊富に揃っておりました〜〜〜vvv
うれしい!私が前に行ったのは初号機の打ち上げ時だったので、まだグッズが全然生産されていなかったんですよね!
だが今回は違うゾォ!H2Aまみれだ、まみれ!!
キーホルダー、ストラップ、ボールペンにシャーペン、Tシャツに帽子!
なにげにNASAモノが混じりまくっている。スペースシャトルとか宇宙飛行士とか。
その中からアタクシがチョイスしたのは、H2Aボールペン〜
 ←ほそなが画像で失礼します。
1/330スケール。字を書く時以外は、入れ物を開くと打ち上げ台みたいになってるので、お部屋のミニ射場としてご活用頂けます
もちろん私は未だに未開封。恐らく、何か危機的状況に陥った時にしか開封しないと思う。例えば、逃げ去る犯人の車のナンバーを控えておこうとして、周囲にペンがこれしか無かった時とか。(一生無いわ。)
箱の裏にはH2Aロケットのスペックが詳細に書かれておりマス。良い記念土産でございますv
対象年齢6才以上。OK。
MADE IN CHINA。うむむ。
なになに…「安全のため、壊れたり、変形したものでは遊ばないでください」か…。
…あそぶものだったのかこれ!!(笑)
筆記具じゃないのね! いやまあそうか。うんそうかそうか。

で、その他には
 宇宙食〜!
銀色のパッケージがそれっぽい〜。
いろんな種類がございましたよ。タコヤキとかキムチとか〜。
でも少量ながら結構なお値段なので(525円〜630円)、ここはあえて冒険はせず、無難かなと思われる杏仁豆腐をチョイス。
杏仁豆腐の中身は↓こう!

イメージとしては、「密度3倍のらくがん・ドライフルーツ入り」といったところでしょうか。
軽くてやや粉っぽい感じ。脆いレンガというか。(妙な例え)
食べた感じを擬音で表わすと、
ボリッ ポリッ ポリッ モサッ モサッ クチャッ クチャッ ベタッ
という感じでしょうか。

・・・・・・なんかすごーくきたならしい感じの擬音にっっ!(^^;)

最終的に口の中で不二家ミルキーになって、歯の隙間にピッタリくっつきました。さすが宇宙食、スペースを無駄にしません。(何それ)
食感はイマイチなものの、味は普通でした。美味では無いが、まずくは無い。甘いもの好きな子供なら喜ぶはず。
うーんひょっとして、キムチとかたこやきの方が良かったかもしれませぬ。きっとそっちなら歯にはくっつかないだろう。失敗したか?

ちなみに会社の人へのお土産としても宇宙食を買いましたv
 スペースアイスクリーム(ストロベリー OR バニラ)
こちらはアイスクリームでございます。もちろんツメタクナイ。食感は杏仁豆腐とほぼ同じ感じ。525円。

しかしこれってとどのつまりはフリーズドライですよね!? ひょっとしたらフリーズドライすれば何でも宇宙食なのでは!?
とか考えてたら、そうでは無いようで(当たり前)、やはり色々と工夫がなされているようです。
詳細についてはWikipediaの「宇宙食」の記事をご覧くださいませ。「なるほどお!そんな工夫があるのか!」と、感心しきりです。
しかしここに書いてある宇宙食の条件のひとつ「飛散しない」については、上の2つは満たしていないと思う!!粉飛び散ると思う!どうしてるんだろう?水とかかけて食べるのかしら。
しかしまあ、本当に宇宙へ持って行く宇宙食ってわけでは無いしね!こんなところかな!

これら宇宙関連グッズの販売元はビー・シー・シーというところで、ネットショップもありますヨ。
●ビー・シー・シーの宇宙の店 http://shop.goo.ne.jp/store/space/index.html
時計が… 宇宙飛行士が実際に使用しているのと同じモデルらしいGショックが… ちょっと気になる… (在庫無し)
あとスペースシャトルに乗る人が着るスーツのレプリカ「シャトルパンプキンスーツレプリカ」売ってるよ…。
1着105,000円ナリ。そこのあなた、1着いかがですか…?
※これらリンク先は、ネットショップなので早々にリンク切れする可能性大です。スミマセヌ。

※追記:最近の宇宙食は、レトルト中心らしい。うん納得。


◆5-2 いわさきホテルで満足昼食&例のアレ、リニューアル

さて時間は12時半。昼食のお時間ですよオオv レッツ昼食!
目的地は、種子島宇宙センターのすぐ隣にある「種子島いわさきホテル」のレストラン。
そこにある「インギー丼」がお目当てでございますv
「インギー」とは!(前にも書きましたが)種子島南部の名物ニワトリなんでございます。それの親子丼ね。親子丼スキ〜。
やっぱり旅先ではその土地の名物というか、変わったものを食べたいよね!ね!(強く同意を求める)
丁度昼時なので、ひょっとして満員なんじゃないかとちょっとドキドキする。まあその場合は待つ覚悟で。

いわさきホテルは種子島宇宙センターの本当に近くにありマス。なのですぐ到着。
駐車場に車を停めて外に出ると、超ステキなビーチが目の前に広がる。

うわあああ…。何て南国情緒溢れる…。ステキ…。
幾人かのサーファーが波とたわむれているのが、小さく見える。
き、気持ち良さそう…!
やっぱいいよなあ、南国の海は…。きっと魚とかもいっぱいいるんだろうなあ…。(*´▽`*)
あ、ちなみにあの岩山は、カーモリの峰から見えた岩山の反対側ですよ。

ホテルの中に入ると、広々と綺麗なエントランス。そこを抜けて2階のレストランに直行する。全然混雑しておらず、逆に「ゴールデンウィークなのに!?」と心配になる。ホテルの予約はいっぱいで取れなかったんだけどなあ。みんな昼食はどこか別の所で食べるのかなあ。一体どこだろう?
宇宙科学技術館にもレストランがあったから、そこかなあ。メニュー見なかったけど、何か面白げなメニューがあったりするんだろうか。でもそれなら話題になりそうなもんだけど、ネット検索しても特に出て来なかったから、よくある軽食だけなんじゃないかなあ。(カレーとかミートスパとか…。)
逆に、面白いメニュー作ればいいのにな。宇宙食ばかりで作った宇宙定食とかね。あんまり美味しくなさそうだけど。値段にもよるだろうけど、きっとそれなりに出ると思うよ。きっと私みたいなヤツが注文すると思うよ。
で、ほんとに皆さんどこで食べてるんでしょ??

まあそんな事を考えつつ、案内されたテーブルに着き、メニューを見る。
私は迷わずインギー丼なわけだが、吉田(仮)は「火縄丼」なるメニューに目を付けた!
しかし、何やら妙な緑色の物体(粒状)が丼を覆っている写真が掲載されているものの、材料が何なのか、説明が無いのでわからない。
←こんな感じね。
オーダーを取りに来てくれたお姉さんに聞いてみると、それは「トビコ」らしい。
「は〜、そうなんですか〜。じゃあそれを。」と、注文する吉田(仮)。
で、お姉さんが去ってから、お互いに「トビコって何?」、と。

わからんかったんかい!(自分もろともツッコミ)

いや、多分トビウオの卵だとは思ったんだけど、イマイチ自信が無かったんですよね。だって緑色してるし。海ブドウとかの仲間なんじゃないかとも思ってみたりとか。で、吉田(仮)が理解したのかと思って軽く流しておいたら、吉田(仮)も知らなかった・と…(笑)
ちなみにうちの地方(三重県中部)では、滅多にトビウオを食べる事は無いし、そもそも鮮魚コーナーにもたまにしか売られていないので、「きっとあんまり美味しくない魚なのだ」という認識があったわけですが、九州とか西日本ではわりとポピュラーな魚らしくて、特にここ種子島では船の名前(=トッピー)にもなってて、名物として各種お土産にもなっているわけです。
後で調べてみたら、やっぱり「トビコ(飛び子)」とはトビウオの卵のことでした。塩漬け。でも、本来黄色らしいんですよね。それがなぜ緑色をしているのか。

 そ れ は ね ・ ・ ・ ・ ・

恐らくワサビ漬けだったからーーーー!
運ばれて来たそれに真っ先に箸を付けみた吉田(仮)、「かっらーーーーーー!」悶絶
私も勧められるままちょびっと食べてみて、「うはっ!」となる。ワサビの辛さはニガテナリヨ!!つーーーーん!
いやまあ本来そのままそれだけ食べるのでは無く、上にかかってるトロロと卵黄と海苔と共によ〜くごはんと混ぜてから食するもの。そうやって食べたら美味しかった。(笑)
ところでなぜこれが火縄丼なのか…?
ドカンとパンチの効いた味だから?(←何このレトロ表現)
まあとにかく、美味しかったですよ〜v

私が注文したインギー丼も、おいしゅうございましたv

肉も歯ごたえ良く、卵も良い味でございましたv ごちそうさまv
あとは地ビールも少々v こちらもおいしゅうございましたv (*≧∇≦)ノd□ウィー。
窓から見えるビーチの風景もサイコーだし、満足なランチと相成りましたv

食後はそこの売店にも立ち寄り、おみやげ物を物色v
う〜んいろんな品がありますなあ。紫芋とか、ポンカンとか。うう、買いスイッチが入りそう…。スイッチが入ると、買い判断の基準がすごく引き下げられるので、あれもこれもと節操無く買うモードに入ってしまうんですよ。
その時は何とか回避することができましたが。
そんな感じであれこれ見回っていると…
あんれまあ!ロケット饅頭もH2A仕様にリニューアルしてるよ!!!
 ←今回のニューデザイン(2006年)

 ←ちなみに前回の。(2001年)

えーーーー、前のままで良かったのにイィーーー!!!(笑)
パッケージがイラストになって面白み半減ーーーーーー!!
しかもH-IIAって明記してあるくせに、カラーリングとかテキトーー!!(笑)
買いましたけどネv 会社へのオミヤゲにv やっぱ種子島土産と言えばロケット饅頭でしょv
あ、長細さは健在だわv

ちなみに中身ですが、ちゃんと種子島なテイスト(紫芋餡)が盛り込まれた、普通に美味しい饅頭でございます。
写真撮るの忘れたけど、細長い形をしてて、イメージはロケット全体ではなく、「固体ロケットブースター(SRB-A)」らしいです。
中に詰まっているのはただの餡子では無く、「饅頭のエネルギー源ともなる固形燃料「種子島紫芋餡」が満タンに詰めて」あるそうです!! エネルギー源って!!(笑)
片側から餡子が覗いてて、そちらが炎の噴射口だそうです…!
表面が粒状にキラキラしてるんですが、それは銀河をイメージ(銀河を駆け抜ける流星の輝き)しているそうです! 
ポ、ポエミ〜!゜:。*。 *:.。☆
し、知らなかった…。そんな壮大なテーマがあったとは…! 普通に口に放り込んで食っちまいましたが…。もっと良く見て、想像力をたくましくしておけば良かった…。(^^;)
 ●製造元の「酒井屋」さんのHP→ http://www5.synapse.ne.jp/sakaiya/index.html

あとはH2Aのペーパークラフト買いましたv

家に帰ってから早速作ってみましたよv
これが完成した品ダーーーーッ!!
↓↓↓








・・・すみません嘘つきましターーーッ!!
まだパッケージ未開封でございますv ウフフフフ… って、ダメダメーーー!!(;´д`)
いつか・きっと…!


◆5-3 竹崎展望台周辺

さてお腹もいっぱいになった所で、午後の部へGO!!
島の北部にある西之表市へ向かって走りながら、あちこちへ立ち寄る計画でございます。

まずは再び種子島宇宙センター内へ戻って、科学館の近くにある「竹崎展望台」へ!
広〜〜〜い竹崎海水浴場の砂浜↓

から、半分海へと突き出した感じの竹崎展望台。(GoogleMapの衛星写真はココをクリック!)

なんっつーステキなロケーションでございましょうか…! 中洲に浮かぶモン・サン・ミッシェル島(フランス)を髣髴とさせますね…!(←想像力たくましすぎ)
右側に、上まで続く階段があるの、見えます?あの部分が出入り自由で、屋上へ行けるのでございます。
で、そこから報道陣が写真なんかを撮るのでございます。
大型ロケット射場までの距離は3.6km。(あれ、意外と距離あるんだな…。3km内かと思ってイタヨ。)
発射台を南側から望むアングルでございます。その写真が新聞記事なんかを飾るわけでございます。
「屋上に取材用スタンド、内部には記者会見室、打上げ視察者・広報班員等の控え室、プレスルーム、時刻表示装置、写真現像用暗室を装備している。(by JAXA)」だそうでございます。
他にも、1階には無料のシャワー室・更衣室・トイレがあり、両側に広がる広〜い「竹崎海水浴場」で遊んだ後、ここでスッキリできるそうです。全くJAXA大サービスv
今回は外からの見学のみとなったのですが、今思えばそこでカメラ構えて報道の人のふりなポーズをして、背景にロケット射場を入れて写真撮影すれば、なかなか絵になるのでは。
今度行ったらそうしよう〜。

後は、両側に広がる砂浜の砂で蟻地獄気分を味わうなどしてしばし戯れた後、靴の砂をよ〜く落として、再び車へ乗り込む。
では次のポイントへ・・・・と行く前に、建物の裏側へ続く道を発見してしまい、「裏手はどうなってんの?」と得意の無駄な好奇心を発揮させ、車を回してみたならば、そこは小さな港(船着場?ヨットハーバー?)になっていて、いろんな船が繋がれて波に揺れていた。
それを見た私の一言↓

「あああ!す、凄い!!船が海に浮いているーーーーー!!Σ(゚ロ゚;)」

吉田(仮)に思うさまツッコマレました。ハイ。あったりまえだ。
でも他に表現のしようが…。
つまり、海の透明度が凄くて、何か船が不思議な力で空中に浮いてるようなイメージを受けたのでございます。このニュアンスわかっていただけますでしょうか…。
あまり透明度が無い地元の港とは大きく違っているのでございます。
あ〜、写真撮っとけばよかったな〜。綺麗な海LOVE〜!!


◆5-4 ロケットの丘展望台はステキ撮影ポイント

次へ向かうは、同じくJAXA敷地内にある、「ロケットの丘展望台」。射点まで1.8kmの距離にあるらしい。だんだん射点に近づいてる感じですヨ。
この辺り打ち上げ時には立ち入り禁止になるが、機体移動の時はまだここまで入れるみたいで、ここから機体移動を見る人達が多いらしい。 (深夜2時とか3時ね。)
ぜひ私も見たい。見たい。
しかしみなさん、どうやってここまで来てるんでしょう?レンタカーをうまく借りれた人だろうか。もしくは根性で歩くんだろうか…。レンタバイクでもいいよな〜。

ぐねぐねと曲がって上下する山道をレンタカーは行く。自転車無理・絶対。
ほどなく到着し、車を降りると、ここにも素晴らしい風景が広がっていた。
ほ〜ら、ごら〜ん。

どうですかっ!この美しさと言ったらっっ!!
目前から遠く続く、起伏に富んだ5月の色とりどりの木々。
白い波に縁取られた広々とした砂浜。
輝く青から濃紺のグラデーションを描く海。打ち寄せる波。
頭上に広がるのは初夏の青空。
その合間に奇妙になじんで在る、ロケット関連施設…。

絵・に・な・るー!!
超絵になるー!!


そしてここには、超気の効く事に、ロケット発射台をバックに記念撮影を撮る為の、カメラ置き台がある!(soniaさんのサイトで拝見して知ったのですー!)
JAXA超グッジョブ!!!
なんてうれしい配慮なんざんしょ〜〜〜!
というわけで、早速吉田(仮)を置いて撮影!
 イエーイ!!!




ちがいマーーース!

それ使い方超間違ってマーーース!!!


というボケは置いといて、フレーミング合わせて(高さも調節できたはず!)、タイマーセットして、走ってポーズを取り、カシャリ。

超良い記念になりましたよ〜〜v
ちなみに、ポールの部分に書いてある文字は、「JAXA 記念撮影用カメラ台 TRIPOD」。
TRIPODって何?って思って調べて見たら。
「三脚」ですって。トライポッド。
ホホーーーーウ、三脚ねえ・・・・・・。   …三脚か?
あ、丁度上の画像では三脚になっておりますね。いやだからどうという事はありませんが。はい。
さらに調べてみたら、どうやらカメラの台にする長いやつはみんなトライポッドって言うらしい。
ふ〜んそうなんだ〜〜〜。

そうこうしている間にも、入れ替わりのように人がやってきては、グループや家族で記念撮影をして去っていく。
トライポッド大活躍v

いや〜、ここ凄く良いロケーションですよ!うん!

つづく・・・

<<<サイトトップへ戻る <<こばなしだいおうへ戻る <種子島屋久島旅行記トップへ戻る <前を読む ページのトップへ 次を読む> 

inserted by FC2 system